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今は友だちに夢中!
〜笑顔が交わり気持ちが通い合ったとき
子どもたちは友だちの存在に気づく〜 |
| 青森県・幼稚園 副園長 棟方 沢子 |
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まだ肌寒さが感じられた青森の春。新しく小さな仲間が加わり、新年度のスタートを迎えました。
それぞれにいろいろな思いで通い始めた幼稚園、笑顔の中にも遊ぶ姿にも少し緊張が見て取れました。
そんな子どもたちが穏やかに過ごす時間。大好きなお母さんが作ってくれたお弁当の時間の出来事です。
「いただきます」元気な声でご挨拶した後、子どもたちは一生懸命食べ始めます。「せんせーみてみて」「せんせー、おかあさんね…」とうれしそうにお話してくれます。みんながおいしそうに食べている中、「あら○○くん、おひげみたいね」牛乳で口のまわりに白いおひげができている子を見つけました。
すると、「わあほんとだ」「ひげひげー」「ひげじいさんみたい」と面白がるみんな。その子がうれしそうに笑ってみせると、今度は他の子どもたちもひげづくりに夢中。「せんせーみてみて!」「せんせーひげ?」とかわいいお口を「んっ」と見せています。クラスの中が笑いでいっぱいになりました。
それからというもの、毎日のように昼食時間はひげタイム。でも少しずつ変化も出てきて…。「ねえねえみてみて」「ひげだよー」(笑)と、それまでは先生に見せようとしていた子どもたちが、いつの間にかおとなりや周りにいる子とおひげを見せ合いっこしてしています。「○○くんみて!」とお名前も呼び合うほどになったのです。それは、とてもうれしくあたたかい瞬間でした。
笑顔と笑顔が交わり気持ちが通い合ったとき。
友だちの存在に気づき、見つめ合ったとき。
子どもたち自身が心で深くあたたかいものを感じているように思いました。
今、子どもたちは運動会を終えて元気いっぱいの毎日です。友だちの名前もそれぞれのペースで覚えているところです。
これからのふれあいがますます楽しみなのですが、ひとつ心配なことがあります。それは友だちとの会話や笑顔が増えるたびにお弁当の残り具合が少し多くなっているような…。お友だちに夢中な子どもたち、ごはんもモリモリ食べましょうね。(笑)
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